窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

今朝のSのさんからメールは、コオロギの食べ方について。私が虫嫌いなのを知っているのに、なんという話題だろう。メールは他の友人知人にも同時配信しているらしく、それに答えたSのさんの友達の「自分はマンボウを食べた。」というメールが引き続き送られてきた。
Sのさんは、私のミミガー料理の話に脅えていたのだが、私が先日出したハガキに、耳の無い豚が悲しそうにお酒を飲んでいる絵を描き添えたので、その仕返しだろうか。ええい。それではこちらも・・等と思ったが、大人げないので無視をして真面目な銅版画の話題で返信することにした。

縁側に置いてある硝酸液のバットのフタに、夕べの雨が溜まっていたのでフタを開けると、いきなり蜂が沢山とびたった。見てみるとバットの横にいつの間にか蜂の巣が作られている。しかも取っ手のところに。彼等は凶暴な種類の蜂ではないようなのだけれど、さすがに困るので殺虫剤をかけて退いてもらった。人の家を壊すようで後味が悪いのだけれども。