窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

梅雨〜という一日。軒下に洗濯物を干すが、全く乾かない。大家さんが蚊が多いのはうっそうとしているからだ。と。ごもっとも。
日中雨が上がったわずかの時間、豚の蚊取り線香を抱え込んで草取りをする。展覧会の前から庭はほおりっぱなしだったので、凄いことになっていた。来年は引っ越すのだと決めて、銀梅花もバシバシと剪定をしたら、奥の方にあったカマキリの巣が外から丸見えになってしまった。既にかえっているコカマキリにも遭遇。小さいのはかわいらしい。私が近寄れる数少ない昆虫である。雨が降ってきたので、早々にやめて仕事に戻った。