窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

雨は降らなかったけれど花冷え。夜になってまた石油ストーブをつけた。買い物に出ると遠くの方にモヤモヤした桜の樹が見える。
昨日は久しぶりにお茶の水画廊へ行った。谷口幸三郎氏の個展。いつもながら私に制作のパワーをくれる、作品群たちだった。

日本はそんなお花見の季節だが、戦争は続いている。少しずつイラクの中の様子が外に出てくるようになってきた。それでも新聞などの扱いは小さい。何故なんだと思う。戦争の本質を何故書かないのだろうか。