窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

2羽目の鳥に着手。かなりの木くずが出たのにもかかわらず、まだまだ平たい。横から見ると機嫌が良さそうなブタの顔のようだ。夜なので電気工具は使えず、ひたすらノミで削って手が豆だらけだ。私の手のひらは、硬くてごつい。そうして手相はかなりグチャグチャである。手を見たら何の職業だと思うだろうか。