窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

アザミ

アザミが好きだ。いつの頃からかわからないけど、多分ハーブを育てたりし始めた15年くらい前。好きな花が色々あるうちの一つにアザミ。
この間、近所の道端に普通のアザミが咲いていた。それは飲料水の自動販売機の前だった。どんどん大きくなって、かなり見事なアザミになって前を通るのが嬉しかった。。
トゲトゲした葉っぱもしっかりしていて、見惚れるほどのアザミだったのに、ある日切られてうち捨てられていた。
花が終わったら種をとれるかも知れないと、密かに思っていたのに。
自動販売機の前にトゲトゲしていたのが邪魔だったのだろう。うち捨てられるなら私が切ってもらっておけば良かった。
その後、道端でアザミを見るたびに持って帰ろうかと思ったりする。

花屋で売っているのはルリタマアザミだ。まんまるのかわいい花だ。子供の頃に行っていた茅ケ崎の海で見た魚のハリセンボンを思い起こす。
玄関の壷に生けたら周りが気になったので改良した。

  1. 玄関の鏡の縁の色を塗った。
  2. 灯油のタンクの上に棚を作ってみた。
  3. 昔、アフリカへ行った後に描いた油絵を飾ってみた。

以上3点。