窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

ホーキンス

なんとなく鬱々としたので、床のワックスがけをした。CDの棚を整理していて、久しぶりにスクリーミーン・Jホーキンスを聴いた。

フレンジー

フレンジー

スチュアート・ダイベックシカゴ育ち (白水Uブックス―海外小説の誘惑 (143))の中で、少年たちが夢中になって聴いた「ア・プット・ア・スペル・オン・ユー」が入っているアルバムだ。私がこのアルバムを買ったのは、昔ジャームッシュストレンジャー・ザン・パラダイスを観たからだ。「あの映画の曲」と当時のバイト先で尋ねたら、ブルースバンドをやっていたバイトの同僚が教えてくれたのだった。J・ホーキンスのはもう一枚「REAL LIFE」を持っていて、当時ははまって聴いていた。懐かしい。
しかし夜になってMacに入れて聴いていたら、モニタの上で寝ている猫はお気に召さないらしく怒って逃げていった。明日の朝聴くことにしよう。何日か前の朝、たま&友部正人けらいのひとりもいない王様を聴いたらなんだか何にもやる気が無くなったので、朝聴く曲は気をつけなくては。