窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

夢見る鳥

我慢ならんような暑さもあまりなく夏は過ぎ、蝉の声が少なくなったな。と思っていたらすでに虫の音もあまりしなくなってしまった。
干物日和の朝には、干物をこしらえたりしてはいるものの、毎日眠くて仕方がない。仕事がなかったら一日寝ていたいほど。歩いていても眠りそうになってしまう。
出がけに窓辺に置いた蒲団の上で緩やかに丸くなって寝ている猫を見ると、羨ましくなりお尻をポンポンと叩く。猫は顔も上げず「ムームー」とうるさそうに鳴くだけだが。
だいたい、朝早く起きすぎるのがいけないのかも知れない。今朝は4時。平均睡眠時間は6時間。8時間くらい寝てすっきりしたい。
いや、休みの日は昼寝してたっけな。昼寝も夕寝もしてる。そういえば。・・実は寝過ぎなのか?