窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

ラグビー

昨日はラグビーの日本選手権決勝。と言っても私はラジオ中継をちょっと聴いていただけで、どちらかというとサントリーを応援していたけれど負けました。

私がラグビーに一番熱中していたのは、もうかなり昔のことだ。ルールなんて殆どわからないまま、学生選手権と社会人の試合をテレビで観戦していた。
当時は学生の決勝はは早稲田と明治。早稲田は日比野監督、明治は北島監督。
試合中、選手が倒れるたびに大きなヤカンが登場して、水をかけると生き返るので本当に不思議だった。
社会人は新日鉄釜石。釜石が勝ち続けていた頃。森や洞口やそして松尾がいて。

その後予備校の友達が足が悪くて入院した時に、同じ病棟に腰痛だかなんかで松尾選手が入院してた。と聞いてなんだか羨ましいような気がした覚えがある。


さて、先日読んだラグビー小説

この風にトライ

この風にトライ

神戸製鋼の大八木を彷彿させる先生と子どもたちのお話。
私が子供の頃に大好きだった世界。
ああ、まったく私はこのお話の中に生きてたっけ。っていうような懐かしい気分。もっと人を信じよう。と思ったりして。
著者は翻訳家の上岡伸雄氏。

翻訳を手がけられた最新の本は


墜ちてゆく男

墜ちてゆく男


2001年9月11日のその後。まだ読み始めた所。ドン・デリーロを読むのは初めて。久々の英米文学。