窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

扇風機が燃えるものだったので、先日メーカーが引き取りにきてくれてQuoカードをくれた。ヒロエさんにもらったあとも10年くらいさんざん使って、最後にも得した気分だ。
家にはあと2台あるけれど、もう扇風機をつけるほど暑くない。夜に聞こえていた虫の声も、拭き取ってしまったようにしなくなった。

隣の家の塀には新たに黒いトゲトゲしたようなものがくくりつけられている。黒い鉄の柵の上にバンドで固定してあった。夜になって、隣の家が雨戸のシャッターを閉めてから、縁側に出て手を伸ばしてそっと触ってみた。硬かったので鉄か樹脂のようなものだろうと思う。これが果たして効果があるのか。トゲトゲはけっこう密についているので、足の裏を刺激する健康グッズを思い浮かべてしまう。
子猫達は姿を見せたり見せなかったり。今日は2匹が自分の身体よりも大きなトーストを私の家の軒下まで運んできて食べていた。バターがたくさん塗ってあった。たいていは、一軒おいた隣の家のあたりでもらっているのだろう。パンや焼き鳥やその他。持ってこないでその場で食べてきて欲しいものだと思う。


今日も一日眠かった。どうしてこんなに眠いのか不明。歩いていても