窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

しっぽのクレヨン

本日はピガ画廊へ行った。城野由美子さんの個展のオープニングである。朔北社の編集部全員が集まって賑やかだった。作品は「しっぽのクレヨン」(朔北社刊)の挿画と新旧取り混ぜての銅版画の展覧会である。1枚の画面の中に水辺の生物や植物がいくつも描かれてあって、よく見るとそれらの表情や動作がオチャメで愛らしい。城野さんは、普段お会いすると礼儀正しいお嬢さんという印象なのだけれど、実は面白い人なのかもしれない。

しっぽのクレヨン―こやま峰子詩集