窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

水彩画教室の帰り、打ちあわせ。
夜帰宅して顔を洗おうとしていたら、Yちゃんから久しぶりに電話がかかってきた。Yちゃんが電話をしてくるときは、たいていヘロヘロに酔っぱらっているときなので、なんだか訳がわからない。「どーしていんのか。と、思ってよぉ」と、Yちゃんは巻き舌で何度も言っていた。まだ夜の7時をまわったくらいだったのに、でき上がっている様子。私は今帰ったばかりなのだと強調して、電話を切った。どうもずーっと窯猫を更新していなかったので、心配して電話をくれたのだった。
イヤハヤ元気でやっておりますよ。でも、部屋がグチャグチャ。作品が出来てくると、ドンドン狭くなるのは毎度のことなのだが、今回ばかりは飽和状態だ。個展が終わって作品が戻ってきても、納めるすき間もないだろう。ほどかぬままに引っ越すことになるのかもしれない。
まあ 、そんな先のことを考えても仕方なく、せっせと制作をしよう。とはいえ、睡眠不足に弱い私は、思考が停止している。頭の中がまるで今日食べたアップルパイのように、平らになってしまったようなかんじだ。
久方ぶりにS野さんからもメールが届いていた。やはり、「どうしているのか」とのこと。こんなワケのわからん日記を読んでいる人も多いのでしょうか。先だっても、大学の後輩だという読者からメールを頂いた。しかも1年後輩。となると、私の大学時代を知っているに違いない。えへへ。