窯猫通信覚書

絵描き・銅版画で本の挿画等描いている市川曜子の銅版画日記です。

春の雪

目が覚めたら、みぞれが降っていて、少ししたら雪に変わってびっくりした。3月半ばも過ぎたというのに。駐車場の車に雪が積もっている。しかしさすがに3月。すぐに溶けた。それにしても寒い。チューリップもラベンダーもフリージングされたように白くなっている。
エルダーの枝に固くなったミカンを刺してある。もうだいぶたつのだけれど、なぜかそれ1つだけが不人気で誰も食べない。今朝も雪の中ヒヨドリがやって来て、ミカンを見つめていたけれど、そのまま飛び去ってしまった。